とくなが

 『子どもと水分補給』
  2006/7/10

 
「月刊 小児歯科臨床」(H18年7月号)で私が企画担当した特集企画『子どもと水分補給』の“巻頭言”を紹介します。
      
暑い夏がやってきました。今年もまた、パチンコ屋の駐車場に赤ちゃんを長時間、エンジン停止の車の中に置き去りにして、若い夫婦が「熱中症」で死なせています。炎天下のグランドではクラブ活動で中高生がやはり「熱中症」で倒れる事故が多く報道されています。
人の構成の大半は水分です。水分の補給が不足すれば人は「死」に追いやられます。しかし、水分補給の解釈を間違うととんでもない事態にも遭遇します。
昔、30数年前、赤ちゃんの前歯のむし歯の原因は粉ミルク(蔗糖入り)や 乳酸菌飲料での哺乳瓶むし歯が主でした。そして今、清涼飲料やPHの低いイオン飲料(スポーツ飲料)を水代わりにがぶがぶ飲む若者が多く現れ、子どもにも飲ませる保護者もまたよく見られるようになりました。これによって一度減少しかけた赤ちゃんのむし歯が再び増えてきています。生活習慣病からくるペットボトル症候群や今話題のメタボリック症候群の予備軍を増加させやしないか危惧される今日この頃です。
そこで、赤ちゃんから中高生まで、今話題のいろいろな飲み物の飲み方などを示唆していただくため、各方面でご活躍の先生方にご投稿いただき、「子どもと水分補給」について特集を組んでみました。ご一読ください。(J.T)

「月刊 小児歯科臨床」(H18年7月号)特集企画 寄稿

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