とくなが

 「子ども達にもっとコメを!!」
  2009/7/30

 
 いよいよ川西市の子どもたちに日本の食文化が蘇りそうです。
 来年度2学期(平成22年9月)から週5回、完全米飯給食がスタートします。戦後のひもじかった食事にパン給食が始まり、その当時は画期的な出来事でした。しかし、気がついたら我々はコメをほとんど食べない民族になってしまい、“ごはんは一粒たりとも残すな!”「もったいない精神」もどんどん薄れ、今や飽食の時代。
 「米飯給食」が正式に導入されたのはコメ余りが深刻な問題になっていた昭和51年(1976年)。当時は週0.6回が平均値。昭和60年には平均1.9回になりましたが「日本の伝統的食習慣を教えるため」として「週3回」が目標値とされました。
 平成19年(2007年)、高知県で週4回をトップに、農産物の産地を中心に週3.1回以上の府県が26に及び、ついに目標週3回をクリア。昨年12月、文部科学省は学校給食にご飯を出す目標値を「週4回」に増やしました。23年ぶりの見直しです。
 川西市においては昭和51年から月1回の米飯給食を始め、 平成11年(1999年)に週1回に、そして、平成16年(2004年)にはおおむね週2回に、3年前の平成18年9月から現在の週2.8回になりました。猪名川町では現在、週3.0回です。
 日本の食料自給率が、戦後大きく低下の一途をたどり、昭和40年度には73%であった自給率が、平成19年度には40%にまで落ち込みました。
 また、学校給食も戦後、主食をごはんからパンに切り替わり、副食も和食から洋食へと変わってしまいました。その結果、外国産の食料が多く利用され、安心安全な食の提供とは言えなくなりました。将来を担う子どもたちを守るために地産地消の精神で、もう一度昔の日本の食の原点に立ち戻り、地元産の米や農産物を利用した学校給食の実施をみんなでバックアップしていこうではありませんか。

 川西市教育委員会 米飯給食研究会委員
 川西市歯科医師会 予防歯科委員会 オブザーバー


川西市歯科医師会 H21年7月号通報「ちょっと一言」 投稿記事より

一覧に戻る

←トップページ このページのトップへ↑