とくなが

 「乳幼児保育を考える〜その現状と対策〜」
  2012/4/10

 
 平成24年2月、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は日本の人口、50年後(2060年)には、約4000万人も減って8674万人になると発表しました。まさしく、日本は少子・少産、高齢社会を驀進中。

 家庭は大家族から核家族に、子育ては孤立で孤独。職場は人手不足で四苦八苦。現代社会では女性の社会的役割はじゅうぶんに果たされ、女性の職場はいまや確固たる位置づけがなされています。しかし、その反面、女性の社会進出が未来を担う子どもたちの減少につながり、このままでは国勢は衰退します。そこで、政府は少子・少産対策として、短絡的な施策として、「子ども手当て」を施行し、まったく、社会から受け入れられることなく、批判を受ける結果となりました。

 子どもを生みたいが、仕事も続けたい。でも預かってくれる体制が周囲に無い。そこで、文部省所管の“幼稚園”、厚労省所管の“保育所”を一本化して、幼・保一体の“子ども園”を推し進めて、親の負担を何とか軽減し得ないか、模索中。子どもを保育園に預けても途中で子どもが体調を崩せばすぐにお迎えに行かなければなりません。今、病児保育・病後児保育や医療保育の充実が求められています。

 今回の特集は「乳幼児保育を考える〜その現状と対策〜」 と題して、以下、5名の先生に寄稿していただきました。
 帆足英一先生には総論として、保育全般をめぐる社会環境との関わり、問題点、課題などについて述べていただきました。また、藤本保先生には医療保育への取り組みを、木野稔先生には病児保育の現状を、そして、森友潔先生にはこども園への取り組みなどを、上原尚美先生には沖縄(那覇)における子育て事情を、梶田聡実先生には共働き家庭で小児科医を目指した体験記を、そして最後に、子育てに奮戦されながら小児歯科医院を開業されている浜野 美幸先生にはその子育て奮闘記を寄稿していただきました。
 たいへんお忙しい中、無理を言って執筆していただきました5名の先生方には紙面をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

「月刊 小児歯科臨床」(H24年4月号)特集企画 寄稿

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